さて、検索キーワードをリスティング広告として買っているサイトは、どれほど金銭を支払っているか、という話です。

この支払い単位は、検索結果への表示１回ではありません。まず、特定キーワードで検索結果にリスティング広告が表示され、そのリンクをインターネットユーザーが１クリックした時点で支払いが確定します。

以前はＹａｈｏｏ系列のリスティング広告代理店、オーバーチュアの入札状況を見ることが出来ました。

なんだか最近は無くなってしまって、結構困っている人が多いようです。


ですから、私の記憶ですが、大体の相場で解説しておきます。

ちなみにオーバーチュアの最低入札価格は９円です。
それは、Ｙａｈｏｏで検索した結果表示されたリスティング広告がクリックされる毎に、ちゃりんちゃりんとＹａｈｏｏに９円支払うという事です。

でも入札で高い価格を指定したサイトがより検索結果の上位に表示されるので、おのずと人気のキーワードはこの入札価格が高くなるわけです。

例えば「就職」というキーワードの場合、大体1位は５５０円～６００円くらいです。
2位から3位で３００円～５００円くらいでしょう。

ひえ～！なんと誰かがクリックするたびにその金額ですよ。眼につくということはよくクリックされるわけですから、あっと言う間に１万クリックぐらいいきます。そしたら５００万円とかになる訳です。

意外に高いなぁと思ったキーワードは医薬品関係です。
「薬剤師」なんてキーワードは１，０００円くらい出さないと１位から５位までの間には入れません。

あなたはここで、希望キーワードでＹａｈｏｏに上位されたらいいなぁ～。出来れば無料で・・・という認識が、いかに甘っちょろい考えであったかがわかったと思います。

リスティング広告でビックキーワードを買っているサイトは、インターネット界でもかなり幅を利かしているサイトです。それでも1クリックあたりこんなにお金をはらって努力しているのです。

アクセスアップという命題は、けして片手間でちょちょっとページの一部をいじればなるという話ではないのです。アクセスアップ術の話をする前に、まず、この現実をしっかり見据えてから、読み進んでもらいたいと考えたのです。